栗と格闘。家族の笑顔が見たいから。

実りの秋。食欲の秋。今年も田舎から大量の秋の恵みが届きました。あまりの重さに宅配便のお兄さんが目を丸くしていました。柿にぎんなん、ゆず、さつま芋そして栗。嬉しい反面、あ~来ちゃったか、と苦笑い。おそらく100個はある栗を剥くことを思うとまるで修行に出る僧侶の気分。思わず首と手首をぐるぐる回してストレッチしてしまいました。

熱湯に栗を浸けること20分。さぁやるかと気合を入れて包丁を握りしめます。栗のお尻を切り落として、そこを手掛かりに鬼皮を頭の方へ剥ぎ取っていきます。40個ほど剥いたところで右手の人差し指の付け根にできた水ぶくれが限界に。ここで仕方なくペンチタイプの栗むき専用機にチェンジ。最初っからそれを使えば?と思われるかもしれませんが、これも案外曲者で大抵左手の親指を栗の皮と一緒にジャキンとやってしまうのです。これが痛いのなんの。傷は深いし治りにくいしでしばらくは苦労することになります。ペンチを握る右手にはやっぱり水ぶくれができるし。ようやく112個の栗を剥き終わった時には2時間が経っていました。

大量のごみを片付けながら一人、自分をねぎらいます。疲労感と達成感とで脱力。でも、もうひと踏ん張り。晩御飯は当然栗ご飯。残りの栗はマロンペーストと甘露煮にして冷凍庫で待機。クリスマスとお正月に再登場します。鼻をくんくんさせながら「栗ご飯だ!」と満面の笑顔で叫ぶ子どもの様子を思い浮かべながら、さて、お米を研ぎましょう。